キャンディーチェイサー
プレイヤーはキャンディの密輸をしている商人です。
それぞれが扱うキャンディは5種類のうち1種類。
自分のキャンディの価値を他のプレイヤーよりも高くしたプレイヤーが勝利します。
ただし、自分が密輸したキャンディが何であるかは他のプレイヤーに知られてはいけません。
他のプレイヤーが密告し、それが正解なら逮捕されてしまうのです。
自分が密輸するキャンディの価値を、他のプレイヤーにばれないように高くするのがゲームの目的です。
遊び方は簡単ですが、悩みどころが独特で、最初のプレイはちょっと戸惑うかもしれません。
各プレイヤーが扱うキャンディを決める正体カードが5枚。告発用のカードが4人分×5枚。
ゲームボードと、キャンディキューブ5個。そして、特性ダイスが入っています。
◆あそぶ準備
点数ボードのスタート位置に5つのキャンディキューブを並べます。
プレイヤーに正体カードを1枚ずつ中身がわからないように配ります。正体カードは「ゲーム終了」まで明かしてはいけません。
密告用のカードも配ります。
◆あそびかた
このゲームの遊びは2つのフェイズに分かれています。
最初は「価格変動フェイズ」です。
このフェイズでは「ダイスを使って」各プレイヤーがキャンディの価値を上下させます。
自分のキャンディの価値を上げるのが目的のゲームですが
後述する「告発」があるため、自分の扱うキャンディが他のプレイヤーにばれないことも必要です。
誰かが、いずれかのキャンディをゴールさせると、価格変動フェイズは終了です。
価格変動フェイズが終わると「告発フェイズ」です。
キャンディをゴールさせた次のプレイヤーから順に
他のプレイヤーが扱うキャンディが何であるのかを指摘する「告発」のチャンスがあります。
告発に成功すると、そのプレイヤーをゲームから除外できます。
ただし告発に失敗すると、自分がゲームから除外されます。
自分が扱うキャンディの価値が低く終わったプレイヤーは告発に成功しなければ、ほぼ勝利は望めません。
告発は「当事者となる二人」だけがわかるよう、カードを使って行います。
告発が起きると、どちらかのプレイヤーがゲームから除外されますが
他のプレイヤーには結果だけを通知し
告発したキャンディがなにか、脱落したプレイヤーのキャンディがなにかは秘密のままにします。
◆ポイント
最初はどのキューブを動かせばよいのか戸惑うと思います。
「自分のキューブを動かさない≒他人のキューブを動かしている」 ことなので
適度に自分のキューブを動かすことも必要です。
また「告発」をする・しないの選択も、大きな推理要素となります。
ボードゲーム概要
- 内容物:
- ダイス1個/キューブ5個/カード25枚/ボード1枚
- プレイ人数:
- 2~4人
- プレイ時間:
- 10分
- 対象年齢:
- 10歳以上
- 価格:
- 2600円
- 注:
- 在庫なし